■ 2010 - 21th 関西学生ラクロスリーグ戦 Div.1 / 第6節
vs 同志社大学
Date |
Game Venue |
Opponent |
Face Off |
Weather |
2010 / 10 / 17 sun. |
龍谷大学瀬田キャンパスグラウンド |
同志社大学 | 10:00 | 晴れ/曇り |
Team |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total |
京都産業大学 | 1 | 3 | 2 | 2 | 8 |
同志社大学 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 |
Q |
Time | Player | No. | Pos. |
1 |
15:00 |
西田 |
# 1 | AT |
2 |
: | 村井 | # 73 | MF |
2 |
: | 村井 | # 73 | MF |
2 |
: | 入澤 | # 88 | MF |
3 |
: | 山口 | # 23 | MF |
3 |
: | 西田 | # 1 | AT |
4 |
: | 村井 | # 73 | MF |
4 |
: | 荒木 | # 11 | AT |
< Condition >
京都大学、関西学院大学戦の敗北により崖っぷちに立たされた京都産業大学。
あれから一人一人の意識改革でチームの雰囲気は徐々に良くなった。
本日の相手は3年前の新人戦を制したタレント集団同志社大学。
負ければほぼファイナルへの出場が絶望となるこの試合。
80分後に笑っているのは京都産業大学か?同志社大学か?
ファイナル3の椅子をかけた戦いが、今始まる。
< 1Q >
緊張感漂う1stフェイスオフは、去年と同じ顔合わせである#73 村井vs同志社大学 北選手。
ここは確実に取りたいとこだったが、結果は同志社大学に軍配があがる。
先制点は防ぎたい。
#6 岩澤率いる京都産業大学DF陣は同志社大学エース 木田選手に#2 大塚をマッチアップさせる。
木田選手にボールを集めたがる同志社大学オフェンスを逆手にとり、#2 大塚は見事なパスカットを見せ期待に応える。
一方で、先制したい京都産業大学オフェンス陣だが、MF2枚シャットの4on4に攻めあぐね、なかなか点が取れない。
すると、同志社大学に1on1から先制点を献上。
更に、システムが回りきれない場面で追加点を許してしまう。
しかし、クォーター終了5分前、エース#1 西田が1on1で得点。
その後、エキストラオフェンスかつ、ポゼッションの状態で1Qを終える。
このチャンスを2Q開始に活かせられるか。
< 2Q >
エキストラオフェンスの京都産業大学ボールから始まると、開始早々#73 村井がミドルシュートを決め同点とすると、
盾突けに#73 村井が得点し逆転に成功する。
ゴールが決まった瞬間、いつも冷静な#21 天羽が喜びを抑えきれず、#73 村井に駆け寄る。
リズムに乗ってきたオフェンス面に加え、ディフェンス面でもLMF復活を遂げた#89 島尻が見事にMFを統率させる。
また、#6 岩澤の早いスライドでボールダウンさせるなど確実に守る。
さらに、G#3 竹端のセーブによってこのクォーターを無失点に抑えこむ。
すると、#88 入澤がチームにエネルギーを供給すべく追加点を叩き込む。
さらに#50 北村がランクリから豪快なショットを放つが惜しくもゴールに嫌われる。
ライドもそこそこハマリ、優位に試合を進めだしハーフを迎える。
ここで。4点のリードとなった京都産業大学。まだ何か起こるか解らない。
今一度気持ちを引き締め、後半戦に備える。
< 3Q >
この試合もクロスチェックでマンダウン状態で始まるが、
メリハリきかしたディフェンスでピンチを封じ込めにかかる。
しかし、悪運にもスラッシングでツーマンダウンのの大ピンチを招いてしまうが、
ここは#89 島尻の統率で小さく守り、ピンチを凌ぎきる。
すると、グラボ&クリア王#23 山口が左の小ジャンプランニングシュートで得点をあげる。
さらには、#1 西田がロングショットを決め完全に勢いにのる。
しかし、またもマンダウンディフェンスとなるが、スカウティングで無難なプレイヤーと評される#17 田村のポジショニングと
#19 木戸口の登場などで3Qも無失点で切り抜ける。
< 4Q >
試合も大詰めを迎えるが、開始早々またも#73 村井が得点し突き放す。
この試合、彼は3点目を叩きだす大活躍。
それでもまだまだ試合は分からない。
両者共に激しいプレーがみられ、この試合にかけるお互いの執念がぶつかり合う。
しかし、同志社大学 木田選手のスピードのあるミドルシュートが決まり、
さらにブレイクの場面をものにされ連続失点を許してしまう。
このままで終わってられない京都産業大学。
嫌な流れを断ち切ることができるのか。
「俺らはまだ何も手にしていない」と主将#6 岩澤の言葉と秋道HCの激で気を引き締め直した京都産業大学は落ち着いたプレーで試合を運んでいく。
すると、試合時間が残り少なくなった所で同志社大学は#88 入澤に対しクロスチェックを要請。
しかし、クロスは合法であり、逆にチャンスとなる。
そこでライドから#11 荒木がショットを決める。
その後も攻め続けるが試合終了となり、この大一番の試合で勝利を収める。
フィールドで天高く拳を挙げる者。
地面にひざまずく者。
両者の明暗は80分という短い時間で区切られた。